田尾解任

 ホークスが福岡に来たとき、本来前年の成績不振でほぼ解任が決まってた杉浦がホークス1年目の監督をすることになりました(南海がホークスを売るときの条件にしたらしい)。んで5位くらいで終わったのかな?
 次に華やかな人ってことで田淵が来ました。成績は6位→5位→4位。
 次は根本ですが、現場に出た理由は戦力の見極めのためだったようで、6位で終わりましたが、大幅に戦力を入れ替えて王監督を招聘しました。当時の弱いホークスの中で大敗してても、唯一その打席で盛り上がれる選手だった佐々木を放出(トレード)したのには当時、多くのホークスファンは驚愕したものです。今でいうと巨人の高橋か二岡、阪神の今岡クラスをトレードに出すようなもんですからね(選手自体の質や人間性に問題があった訳ではないようです。当時最強だった西武に受け入れられてそのまま西武のコーチになっちゃいましたから)。
 んで、王ホークスになったわけですが、最初は本当に弱くて・・・。毎晩居酒屋で解任談義を酒のつまみにしてた感じだったですよ。
 今になって言えるのは、結局、プロ野球の勝敗は選手の質が一番重要なんだなぁと。現在のホークスに南海時代の選手は大道ただ一人です。逆にいうとこれだけ年数が経ってもまだ南海時代の選手がいるってことです。主力選手が全部、王時代に獲得して選手になったのはここ1〜2年の感じですし。
 自由枠のようなイカサマドラフトが始まる以前は結構戦力が均衡してたのですが、イカサマドラフト導入後の戦力バランスはぼろぼろですもんね。広島とか可哀想なくらい弱くなっちゃったし。
 現在の楽天も、最初の身の丈経営を貫くなら多分10年後も万年Bクラスでしょうに。ましてや、初年度の戦力であの成績なんて当たり前でしょう。
 本気で金に糸目をつけずに強化しても10年コースなのに三木本は一体何がしたいのかと。ヴィッセルだって全く強くならないじゃん。広報関係は話題性の作り方とか結構うまい(ヴィッセル楽天もどっちも客は結構入ってる)かも知れないが、強化関係に三木本の影がちらつくことは全くダメダメじゃん。

 何が言いたいかというと田尾解任早すぎでしょうってことで。